2012年09月04日

『職場のいじめ』の実例

「職場のいじめ」の実例です。ほんとに数少ないケースだと思いますが、非常に切ないですね。

2012年6月にNPO法人労働相談センターと東部労組に寄せられた「職場のいじめ」相談メールのまとめを報告します。
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「職場のいじめ」メール相談事例(2012年6月分)のまとめ
NPO法人労働相談センター  全国一般東京東部労組
2012年8月31日
1、 女性事務員。男性同僚のパワハラに悩んでいる。女性を見下していて「女のくせに、年上の男に対する口のききかたを考えろ」と怒鳴り、「死ね、殺す」と脅してくる。殴りかかってくる。

2、 16時間労働の隔日勤務。仮眠の時間もなく、家族の急病の時も休ませてくれない。周りの数名から「役立たず」のレッテルを張られ、「こんな事も出来ないのか」など色々言われている。

3、 勤続30年、年金の標準報酬額が実際の金額のほぼ半額として申告されていた事が発覚した。1年かけて、ようやく訂正してもらったが、そのとたん有給休暇や残業代のカットや賃金5万円の減額などの嫌がらせが始まった。

4、 ホームセンター勤務。正社員の一人からの暴言が酷い。パートなどの態度が気に入らないと暴言を度々吐かれ、最後には「勝手にしろ。馬鹿」と捨てぜりふ。すれ違い様に、小声で「死ね」「帰れ」と言われる。もう限界です。苦しい。

5、 上京して、会社の寮で一人暮らし、一日14時間、15時間の長時間労働で体力的にも辛い。その上、アパート暮らしできるほどの給料も貰っていないのに、社長は「寮を他の企業に貸すから出ていけ。出ないなら解雇する」と言い出した。寮のエアコンが壊れても直してくれない。自傷行為するまで追いつめられている。

6、 会社が、日曜日に記念行事を入れた。体調が不良だった為に出席を断った。とたんに上司の嫌がらせが始まった。無視されたり有給休暇の使用願いが消されている。幾ら謝罪しても「あんたの顔は見たくない。はい、クビ」としか言ってくれない。助けてください。

7、 職場で「辛気くさい」と言われ、仕事上のミスでも厳しく叱責され、自分を責めるようになり、うつ病になり、度々自殺も考えるようになった。

8、 この4月から職場でのいじめが突然始まった。上司との不仲が原因で、周りのスタッフが上司に同調し、いじめだした。職場の部品や企画書も捨てられてしまう。

9、 上司が、「ノルマ達成の祝勝会の費用総額6万円を、ノルマ達成が出来なかった他の社員に負担させる」と通達してきた。

10、 パート。あるひとりの管理職は、気に入らないパートのシフトを勝手に減らしたり変更してくる。有給休暇を人によって認めたり認めなかったりと差別的扱いも行っている。

11、 入社時の約束は、現場の職人。実際命じられたのは一番苦手な営業職。毎日遅くまで残業。社長のパワハラもひどい。事務所に貼ってある写真には知らない顔ばかりが並んでいる。みんな辞めていっているのだ。

12、 医療事務。大きい声で話していないのに、院長から「声の質が高い」とクレームが。声なんて直せませんからどうしようもありません。医師が身体的特徴を言うのかと体調不良にもなり辛い日々を送っている。

13、 毎日、終電車。会社に泊まりもある。携帯電話は支給されず3万4千円も負担増。名刺に個人の携帯番号が記載。上司は「殺すぞ」「なめてんのか」「殴るぞ」「おちょくってんのか」と暴言。社会保険も無い。辞めたくても辞めさせてくれない。

14、 健康診断一切無い会社。ワンマン社長に言えば、百倍の文句が返ってくる。少し意見を言っただけで「上司に向かってその口の利き方はなんだ」とキレる。残業代も有給休暇も無い。諸経費の立て替え払いもさせられている。

15、 所属している責任者の機嫌が悪く、常にイライラしている。机を蹴飛ばす、受話器を叩きつける。会社の成績が悪いことで追いつめられているとは思うが、周りは堪りません。

16、 突然、上司から「何笑ってるんだ」と真顔で軽くあごを殴られました。ケガは無いのですが、これからも又ありそうで怖いです。

17、 ホテルの売店でパート。ホテルの支配人が、ひとりの女性スタッフだけを、ひどくえこひいきする。二人はよく事務所に閉じこもるが、偶然その場面を見かけただけで、睨まれ怒鳴られた。我慢できなくなり退職した。

18、 子会社に出向し、そこの社員とうまくやっている。親会社の社長は、わたしが子会社の社員と仲良くやっていることが面白くないらしく、色々パワハラをしてくる。

19、 部下の一人の女性の勤務態度が悪く注意した。その直後、私の数週間前の言動にセクハラまがいがあったと上司に訴えられる。全く身に覚えがなく、私も私の周りの誰もが否定しているにも関わらず、上司は一方的に「謝れ」の一点張り。

20、 パート。社長は「こんな会社に居ないで結婚したらどうだ」「お前ダメだな」「そこまでバカか」と暴言を言う。大声で怒鳴る。

21、 パート工場労働者。夜勤明けの帰宅途中で相手の不注意による交通事故で怪我を負う。通勤労災の申請を会社に求めたが、猛烈な反発を受け、2ヵ月後復職したものの、時給も下げられるなど、ほとんど嫌われている状態。

22、 うつ病で失業して食べられなくなった時、サラ金から借金をした。病気は治っていないが、借金を返すために、仕事を選ばずとにかく働くしかない。19日間一日も休んでいない。ますます体は壊れていく。死ぬか風俗をして借金を返してしまうかとそればかり考えてしまう。

23、 工場勤務の新入社員。入社してすぐ、人格を否定される言葉や聞くに堪えない悪口を浴びせられるようになった。「キショイ奴」「あいつはクズ」「早くやめろ」と罵倒してきます。辛くて眠れない。

24、 寺院に雇われている。月4万円の給与。労災保険加入を求めると「ここは会社じゃない」と入れてくれない。

25、 クリニック。雇用契約書もなく、求人広告に掲載されていた給料より低い。就業規則も見せてくれない。今辞めれば、前払いでもらった6ヵ月分の定期代8万円を帰さなければならないのが困難。

26、 人間関係が一番悪い職場。職場の先輩たちは、いつもミスや責任のなすりあいで、先輩同士が小競り合いを繰り返している。人を育てようという観点が全くなく、罵倒の激昂や逆に無視される中で、苦しみもがいている。

27、 「バカ」「死ね」「早く辞めろ」と同僚たちのいる前で、平気で罵倒する上司。辞めたくてたまらないが、怖くて言えない。

28、 体調を崩して、早退して病院に行き医師の指示で2日間病気欠勤をした。数日勤務した後、上司が「休み過ぎだから、出勤停止」と言い、働かせてくださいと頼んだが「そんなに甘くねーよ」と言われた。

29、 一年前、職場の同僚からすさまじい罵倒や暴力的威圧を受け、身の危険を感じて退職したが、今でも考えると腹が煮えくりかえる。

30、 正社員。暴力団と親密な関係を持つ社長は、社員の目の前で暴力団幹部と電話して、社員を脅迫し威圧してくる。下品な言葉や人権を無視した発言などで社員を傷つける。

31、 派遣。派遣先の24時間体制の昼夜交代制が想像以上に体に負担になり、休みがちになった。上司が「明日からは絶対に休まないように」としつこく迫ってきたので「辞める」と返事をしたら、待ってましたとばかりに「この退職届けにサインして」と退職手続きが終了。

32、 派遣の店長。店舗内の正社員のスタッフからの暴言やいじめと脅しに悩んでいる。派遣元にも相談したが改善されない。

http://www.labornetjp.org/news/2012/1346378295290staff01



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posted by スクエア at 23:37| Comment(0) | 職場のいじめ | 更新情報をチェックする

2012年09月03日

ビジネスでも「なでしこ」メダル級 女性社員が活躍する企業

8月12日に閉会式が行われ17日間の熱戦に幕をおろした「2012年ロンドンオリンピック」。日本中を熱狂の渦に巻き込んだ今大会だったが、女性選手の活躍が目立った大会ではなかっただろうか。

今大会、日本初の金メダルを獲得した「女子柔道57キロ級」の松本薫選手を始め、「2011 FIFAワールドカップ」で優勝し、今大会では銀メダルを獲得した「なでしこジャパン」こと、女子サッカー。また、7大会ぶりに日本にメダルをもたらした女子バレーボール。

他にも女性選手の活躍をあげればキリがない…。しかし、女性の活躍はスポーツだけにとどまらず、様々な企業でもチームや個人で「なでしこ」が力を発揮している。

■男子禁制!女性の本音が飛び交う会議室 ※食品系企業
女性の視点をプライベートブランド商品の開発などに生かす取り組みが広がっているコンビニ業界。その中で「デイリーヤマザキ」では、女性社員だけのチーム(メンバーは商品本部の3人と直営店事業本部など店舗運営にかかわる3人。さらに社外の食材・包装メーカーから加わる女性従業員の総勢約10人)を組織し、新ブランド「美Happy」を発足。会議は本音で話せるよう「男子禁制」。女性の意見をもとに、女性が欲しいものを女性の手でつくり、女性のお客様に喜んでいただくプロジェクト。

■業界でも注目の的!サントリー初の商品を女性が開発 ※飲料系企業
 国内の酒の市場が縮小傾向にある中、著しい成長を見せている「ノンアルコール飲料」。激しい販売競争が繰り広げられる中、サントリー初のノンアルコールカクテルで予想の倍以上の売れ行きで業界でも注目の商品「のんある気分」の開発を担当したのが「アラサー女性社員の開発チーム」。女性を魅了する新ノンアルコールカクテルを開発。
 
■店員のうち9割が女性店員!デートに効くスーツの提案も ※アパレル系企業
取り扱うアイテムは「スーツ」だが、店員のうち9割が女性店員で構成されている「THE SUIT COMPANY」。女性店員が多い理由は、男性が自分自身でスーツやシャツを選ぶと、好みが偏りがち。女性の視点を生かして男性を格好良くコーディネートして上げることができるよう、女性スタッフをメインにしている。

同社の「スーツマイスター」として販売士 2級、サービス接遇検定 2級、さらにAFT色彩コーディネーター 3級の資格を持つ銀座数寄屋橋店のスタッフ、宮本可奈絵さんは「まず一番重視するのは、お客様一人一人に合った的確なサイジングです」と細やかなサイジングを心がける。「その次に私の主観も織り交ぜながら“仕事の時はこちらが~”“デートの時にはこちらが~”と、女性ならではの注目ポイントをお伝えするよう意識しています」(宮本さん)

女性が活躍する姿を頼もしく見てしまう男性もどうかと思うが、正直活躍する姿は美しい。これから先、「可憐で繊細だが心は強い」という「なでしこ」がもっともっと活躍し、多くの女性視点の商品や、考え方が増えていくだろう。

http://news.ameba.jp/20120903-555/


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posted by スクエア at 23:02| Comment(0) | 女性が活躍 | 更新情報をチェックする

県ひとり親家庭在宅就業支援:7割が月収1万未満

2010年12月から1年3カ月にわたりシングルマザーらに在宅の仕事をあっせん・支援した「県ひとり親家庭等在宅就業支援事業」で、支援を受けた人の約7割が月収1万円に満たず、当初県が見込んだ3万〜5万円を大幅に下回っていることが1日までに分かった。母子家庭を支援する団体「しんぐるまざあず・ふぉーらむ沖縄」の秋吉晴子代表は「億単位の事業だったが、在宅で得られる収入は低く、学んだことが次の仕事につながっているのか疑問だ」と指摘している。

 同事業は国の「安心こども基金事業」から約3億1700万円を活用。IT企業の「てぃーだスクエア」(浦添市)が受託した。事業開始に伴い浦添市牧港に設置された「県在宅就業支援3件センター」のセンター長・安里香織さんによると、最終的に受講生87人が基礎と応用訓練を修了。同センターに登録した81人のうち7割が月収1万円以下、1割が月収1万円以上、残り2割が収入ゼロという。

http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20120902rky00m040001000c.html



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posted by スクエア at 16:49| Comment(0) | 在宅就業支援 | 更新情報をチェックする

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